どーしよう、やっぱりあたしブラコンだ!←何を今さら
「じゃ、あたしはアキバ行ってきま~す……」
とつぶやいて、その場にマンガを置いて部屋を出た。
ごめん咲、マンガ返せたけど借りれなかった。
とりあえず花音に電話……。
「もしもし花音?ごめん!今から駅行く~!それがおにぃが離してくんなくてさぁ~あたしってば愛されてるね」
もう片方の手で持ち物を準備して、ばたばた階段を降りた。
あいやー!
いつもこの廊下で転びそうになる。学習しない。
いってきまーす!と叫んで家を出たときにはすでに5時をまわっていた。
ひ~、ごめん花音!
シタタタタタタタタ!
50メートル走10秒のあたしが今、モリモリ走ってます。
♪ぬこ耳ぬくぬく脱がすよニーソ♪ねこ耳ねむねむ寝かさないよハニー♪
高速電波ソングを脳内リピート。速く走れる気がする。
「ゆうー!!」
キキー!
な、何!?自転車!?ひかれる!!
ブレーキ音を響かせあたしを驚かしたのは、
「ちょっと咲~!びっくりさせないでよね、死ぬかと思ったじゃん」
変態咲くんでした~。
「めんごめんご。つかお前なにそのカッコ。またアキバ?」

