溺愛彼氏6:4


「紅茶とクッキーしかなかったけど、大丈夫?」

ドアを開けるなり悠紀くんが尋ねる。

「大丈夫!
クッキーだいすきー」

私はクッキーが大好き。
嬉しくなって自然と笑顔になる。
「そんなに喜んでもらえるならよかった」

悠紀くんも嬉しそうに笑ってくれた。私だけに向けられた笑顔。本当に大好き。クッキーよりも何よりも悠紀くんが大好き。

私の前のパイン材の机にクッキーと紅茶を置いて、悠紀くんは私のすぐ横に座った。

いつも同じように横に座ってくれるけど、私は今だに慣れなくて、毎回緊張してしまう。

私ばかり緊張してるのかな。
悠紀くんも同じように緊張してるのかな、なんて気になって悠紀くんの顔を覗き込む。