溺愛彼氏6:4


なにか美那って子と悠紀くんの関係を物語るものが見つかればいいのにと思った。

本人から聞くのは怖いくせに、その関係を確かめたいと思った。ただ心構えがしたかっただけなのかもしれないけど。


「結菜ちゃん?どうかした?」

いつの間にか部屋に戻ってきた悠紀くんに声をかけられた。

「あ、おかえりなさい。いつ見ても悠紀くんの部屋って綺麗だなって思って」

不自然にキョロキョロ部屋を見渡す私を不思議に思ったのかな、悠紀くんはどうしたの?とまた尋ねてきた。

多分、聞くならこのタイミングしかないって思った。こわいけれど、その口から真実を聞くのは。

「さっきの女の子って悠紀くんのお友達?」