溺愛彼氏6:4


「はぁ…僕ダメだね、なんか重いや」

はは、て自嘲気味に笑う悠紀くん。その顔は切なそうで見てられなかった。

「結菜ちゃん、ごめん…」

その言葉を聞くと同時に私は悠紀くんに抱き着く。大丈夫だよ、て思ってもらいたかったから。安心してほしいから。



「悠紀くん、すき。」



「ん…、知ってるよ」

ゆっくりと私の体を離す悠紀くん。静かに口を開く。

「結菜ちゃん、話があるんだ」

「話?」

そうだよ、と言って悠紀くんは俯いた。私の勘はあんまりアテにならない。だから…

ううん、だけど何だか嫌な予感がするんだ。

どうか外れて。



「結菜ちゃん、ごめん。
僕と…距離を置いてほしい」