悠紀くんの髪の毛はミルクティー色。染めてなくきつすぎない優しい茶色の髪色。
優しくて甘くて、ふんわりしてて…なんだか悠紀くんみたいだな。
そんな風に思うと、ますますミルクティーが好きに思えた。
「結菜ちゃん、お待たせ」
クッキーをお皿に数枚乗せ、優しく微笑む悠紀くん。
「悠紀くん!早くクッキー食べたいな」
「うん、食べよ食べよ」
悠紀くんが持ってきてくれたクッキーはバターの風味が香るとても美味しいものだった。
「紅茶飲む?」
悠紀くんが私に尋ねたが、私は羽柴に貰ったミルクティーがあるからいいよ、て断った。
…そしたら悠紀くんなんだか不機嫌で…
「悠紀くん?」
「結菜ちゃん、羽柴って男子?」
「う、うん」
何を聞いてくるかと緊張していればそんなことを聞いてきた。
「それ、羽柴くんに貰ったんだよね?」
「うん」
きちんと確かめるように聞いてくる悠紀くん。
「悠紀くん、どうしたの?」
「ううん…ごめん。なんか羽柴って人気にくわないな、て」
下を向いたまま悠紀くんは言った。…それってそれってヤキモチ?

