「紗枝がやってくれたよ!」
私が言うと羽柴は納得したような表情をみせて一言。
「あぁ、どうりでうまいわけだ」
「そう?羽柴ありがとう」
「ちょいちょい、羽柴それっていかにも私が下手みたいな言い方じゃんかっ」
私が反抗して言うと羽柴はすごく可愛い笑顔をみせてきた。
「だって年がら年中頭パニクったみたいな頭してるじゃんか」
笑顔のままの一言。よく見るとあの可愛いらしい笑顔はただの悪戯っこの笑顔だった。
「うっさい羽柴!悠紀くんはそんなこと言わないもん」
私がムキになって言い返すと紗枝が間に入ってきた。
「悠紀くんは優しいからね、羽柴、素直に結菜のこと可愛いって言いなさいよ」
「誰がいうか!
その悠紀てやつ、目悪いんじゃないか?ちなみに俺は両目1.0です。」
「いらない情報ありがと」
紗枝が呆れた声で羽柴に言い、私が持っていた鏡を持ち上げた。
「ほら、結菜。もう一回ちゃんと鏡見てみなよ」
紗枝は私の顔の前で鏡を広げる。

