溺愛彼氏6:4


「送ってけないけど大丈夫?」

悠紀くんが心配そうに尋ねる。

「大丈夫だよ」

「じゃあ何かあったら電話してね」

「うん、お邪魔しました!」

私は玄関で靴を履くとそのまま悠紀くんに手を振って家をでた。

「またね」

て言う悠紀くんの声を聞きながら私もまたね、て言ってドアを閉める。


悠紀くんの家から自分の家までは20分。
その時間が好き。

歩きながら今日あったことを考えて、一人で笑ったり。


5月の空はまだ明るい。

「あれ?」