難しい恋は遠慮させてください

方向音痴の私の代わりに先輩が私の前を歩いてくれた。

それにしても先輩…。

…。

ダサい…。

ダサい、ダサすぎるその私服!!

なんなの?それは?

上は黒地に銀河をイメージしたのか黄色の星のプリントがたっぷりかかれている。

そして下は田舎の虫取りあみをもっている少年のがはいているような、カーキ色の膝上のズボン。

すね毛のないつるつるの足がはいているのは、穴のあいたサンダル。

そしてTシャツにあわせているのか、同じ柄のバックを肩から下げている。

やばい…

ヤバすぎる服のセンスだ。

さすがにつっこむ勇気すらなく、私は後ろからあきれ気味でついていく。

「?さっきからリオ静かだけどどうしたの?」

先輩が私を振り替える。

若干茶髪のてんぱがふわりとゆれる。

「あ、いやなんでもないですよ」

━━ なんでそんな服買ったんですかって聞きたいー!!

そんな気持ちを必死に押し殺しながら、私たちはお姉ちゃんのもとへと足をすすめていた。