難しい恋は遠慮させてください

……伊島先輩が私を好き?

今まで普通に話していたのに?

『やっぱ先輩リオのことが好きだったんだ…。仮入部の時から見てるとは思ったけど…』

頭の中で愛美の声がぐるぐると回ってる。

まさかまさか…




愛美って預言者!!?

深川の時も言い当てたし、今度は先輩までっ!!

愛美って……すごい…

「リオ?ごはん食べちゃって。」

お母さんの声にハッとして私は再びケータイを見た。

━━愛美に感心している場合じゃないっ!

私は必死に返信を考える。

でも浮かんでくるのは奇声ばかりで、「え?」とか「ひぇぇ!!!?」とかしか浮かばなかった。

考えるのをあきらめた私は一番無難に【今なんて…?】と送ることにした。

先輩はすぐに返信してきた。

逆に早くなりすぎてメールを開くのが怖い。

【だからリオが
好きなんだって(汗)】

間違いじゃない。

間違いであってほしいけど間違いじゃない。

そして信じられない。

そんな気持ちから送った返信は「本当に?」という同じ言葉を繰り返しただけだった。

【うん】

この先輩のメールを見たときもう逃げられないと感じた。