あたしは優と別れて隼の元に向かった。


連絡はしてないけど、家にいるはず。




「…ぅっ…ヒック…ゆ、ぅ…」


隼の家に向かう途中は、優を思って泣いた



おかしいのは自分でもわかってる


あたしが好きなのは隼なのに…

優を思って泣いてるなんておかしいのはわかってる…



だけど、涙は止まることなく溢れてくるんだ



「うぅ〜…ゆ、優…ヒック…」



あたし、優のこと、幼なじみとして大好きなんだ



ずっとずっと…大好きなんだ…