「俺明日からここで働くんよ」


彼女を隣に乗せてドライブ中に俺は右側に見えるパチンコ屋の建物を指差した。

一瞬、チラッと店を見た彼女は不機嫌そうに


「ちょっと車とめて。」


言われた通り車をとめると彼女は無言で車をおりた。

「え?どこいくん!?」


「拓実はちょっと待ってて。」


それだけ言うと彼女は俺が働くと行った店に入っていった。