「イエス。指輪もらっちゃったもんね~!」 テンション高めでそう言うと、ビシっと右手の薬指にはめられた指輪を見せた。 「ちょっ、いつの間に!すごいじゃん!」 あたしは思わず身を乗り出して、キラリと輝く指輪をまじまじと見つめる。 楓はニヤニヤして幸せそう。 うらやましいな...。 上手くいってて。 楓のことだから、ちゃんと愛されて、大事にされてるんだろうな。 それは楓が、素敵だから。 あたしとは大違い。 相手のことよく知らないまま関係を持ってしまったあたしなんかとは、全然違うもん。