そうだ、ご飯作って霧崎さんを待っていよう。

ここで料理していいのかわかんないけど。

きっと喜んでくれるよね?


壁時計を見ると、午後3時。


あたし、寝過ぎ......。

久しぶりに幸せ感じて、よく眠れたんだな...。




買い物に行くために、用意をする。


ご飯、何がいいかな...。

だいぶ時間があるだろうし、めずらしく凝ったものを作ろうかな。



用意をし終えたあたしは、合鍵とバッグを持って部屋を出た。