あ…―――――。 ふと昨日のことを思い出す。 ...昨日、霧崎さんがしてた電話のことを。 ―――――どうした? ユリ? ―――――明日ユリん家行くから 霧崎さんは″ユリ″っていう人の家に行ったんだろうか。 それが...、 霧崎さんのいう、用事? 心に、一気に暗雲が広がる。 だめ......、やっぱり不安だよ...。