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「.........」


朝、目が覚めたら霧崎さんはいなかった。


ぼやけた頭で思う。


昨日、あのまま寝ちゃったんだな......。

あれ、でも、ベッドまで来たっけ?


霧崎さんの丈の長いスエットを引きずって、寝室から出る。



やっぱりリビングにも姿がなくて。

どこ行っちゃったんだろう...。

ものすごく、不安になってしまうあたし。

昨日のことが夢だったんじゃないかって...。


リビングを見渡して、ふとテーブルに置き手紙があることに気付く。