「霧崎さん...」


キスがやんで、あたしを見つめる霧崎さん。

若干濡れた唇が妙に生々しくて、少し恥ずかしい。


見つめ合ってると、いろんなことを考える。


切れ長でかっこいいなぁ、とか。

肌割ときれいだなぁ、とか。


この人のブルーの瞳が好きだ。

今はブルーじゃなくて茶色だけど、好き。


どんな霧崎さんでも好き。


あたし、相当だよ。




「今日一緒に寝よっか?」