『あなたの恋』



中学校の生活に慣れ
制服も
着こなせるように
なったころ
ふと 気がついたときには


あたなが
女の子といつも一緒にいた
背も高くて
スタイルもよくて
かわいくて
とてもじゃないけど
かなわないような
女の子だった


すこしだけ
心が痛かった


“まだ付き合っていない”
と聞いたとき
あたしは“応援するよ”
と言った


あなたが
幸せになるために
あなたが
笑顔でいられるように
あたしは協力した