私たちはお弁当を持って屋上へ来た。


そこには既に男子4人と女子2人がいる。


「もぉ~っ
千春達 遅いよ!」

「そーだよ」

「腹へった」


『ごめんごめん』

「この子が
ぼーっとしててさ」


私のせい!?

まぁ そうなんだけどι





「まぁ
集まったんだし食べようぜ」


「「うん」」



私達8人はいつも屋上でお昼を食べている。


ちなみに8人っていうのは

男子が健司、優斗、南、康平。

女子が私、恵里香、祐美、利恵


って感じ。



「なぁなぁ
皆、好きなヤツできたかー?」

そう言ったのはいつもテンションの高い康平。


「わー
今日は語っちゃう??」

利恵がすぐにのる。



「じゃあさ、じゃあさ
こん中で誰が好みか言い合わねぇ?」

南がそんな提案をする。


「えぇ~?」



[えぇ~?]って…

そんなこと言いつつ、顔が笑ってますよ
恵里香サン



「んじゃ
まずは女子からね♪」


やることはもう決定なのねι


…っていうか
そんなことしたら 皆に健司が好きなのバレちゃうじゃん!!


どーしよう・・・




「私は~
優斗かな♪」

そう言う恵里香。


「あ~
私も優斗」

利恵が続く。


男子からは大ブーイング。

ま、優斗は優しいしかっこいいからね(笑)



「千春は?」


えっ




もう私の番!?





…ここは
合わせとけばいっか


『‥私も優斗かなっ?』


「「えっ!?」」


えっ?

皆驚きすぎじゃない??



「千春は健司だと思ってた~」

「なっ!」


次々と言うみんな。





そんな中…


「…マジで?

俺も千春のこと良いと思ってたんだよね」

と、優斗が言った。


「やったじゃ~ん☆
おめでと2人とも

千春は健司だと思ってたから 今の聞いて安心したよ」


そう言う祐美。



安心…?