「も~
泣き止めって」


そんな声がしたと思ったら


唇に

何かが触れた。





…キス?


ビックリして涙も止まってた。




「あっ
泣き止んだ」


そう言って悪戯に笑う健司を見て

思い出した。




『健司って祐美と付き合ってるんじゃないの!?』




「はぁ…」


呆れたように溜息をつく健司。


「付き合ってって言われたけど断ったよ


俺が好きなのは





千春だけだからね」




耳元で囁かれ 顔が熱くなる。




「照れちゃって可愛い~」



そう言って

またキスしてきた。




私の顔はもう茹でだこ状態(笑)



そんな私に




「あっ
言っとくけど俺エロいから♪

これからよろしく~」


と健司。



『もうっ///』




私は健司のほっぺを抓ると



頬に軽くキスをして言った。






『こちらこそ』








end.