「てかさ・・・最近
   美佳げんきないよ!!」




  「またその話~

   大丈夫っげんきげんき」




  にこにこ笑いながら


  答える美佳だけど



  絶対嘘だ。




  「ねぇ・・・お願い
   なにがあったか

   おしえてほしいの
   友達だし親友だから

   頼ってほしいよ?」



  
  真剣なまなざしで美佳を


  みつめる。



  

  数分の沈黙のあと


  美佳はゆっくりと


  口を開いてはなしはじめた