私はだんだん落ち着いてきて


たくさんたくさん先生に感謝の気持ちを伝えた


「先生ありがとうございます!」


「わかったわかった!ならこれ食え!」


ほいっと投げ渡されたのは


朝返したクリームパンだった


「…」


「クリームパンが嫌いなのか…?」


私は首を横に振った


「だって…先生のご飯なくなっちゃう…」


「遠慮しなくていいから食え!俺は田渕が元気になってくれることが1番うれしいんだよ!」


と言って先生はピースサインを見せてくれた