栞那は、気にするな!、と言ったけど、私には無理をしてるように見えた。

「ちゃんと、バドミントン部、部長もやってるし、大会で実績残してるしね。ま、バドミントン強くなかったらすぐ辞めさせただろうけど」

……最初よかったのに……。

最後余計。

「さ、部長がサボってたら部員なんもやんないよ!」

「うん!やるぞー」

ちょっとの時間でもやれなかった。

その時間を取り戻さなきゃ!

「あ、再来週、テスト期間じゃん」

……体力、絶対落ちる。

打てなくなっちゃうよ!!!

最悪だ。