いつまでも君を見ている

「休みなら休み、遅刻なら遅刻、ちゃんと言ってよね!ま、未菜が休むなんて信じられないけど……、もしサボったらったりしたらその日の翌日は雪だろう……」

最初は聞こえていたが、最後の方はボソボソ何か呟いている栞那。

確かに、私は部活命!

部活サボりなんて絶対しない!

ま、風邪の日は仕方無いけどね。

「で?どうして遅刻したの?」

……。

本当の事を言うべきか……。

言わないべきか……。

「……生徒会……」

「嘘つくなぁ!!」

……嘘ついたのバレた。

くそぅ……。

「私も生徒会だと思って、生徒会室に行ったら未菜いなかったんだよ?」

なんで生徒会室に行ってんだよ?

あーぁ、話すしかない、……よね。