あ、本当だ。もう雨があがっちゃった。
さすが通り雨だね〜。
街行く人も上を見ながら歩きだしてる。
「さ、行くか。」
「え?」
「え?帰んないの」
あ、そうゆうことか。
廉が歩きだした斜め後ろを廉についていくように歩きだす。
だって、なんだか隣を歩いちゃいけないような気がして。
あたしなんかが、あたしみたいなただの幼なじみが廉の横にいちゃいけないような気がして。
「おいおい」
廉がちょっとあたしの方を振り返る。
「なんでそんな後ろ歩いてんの。話しにくいんだけど」
こうずばずばいうとこ、
本当見習わなきゃと思います。
「もうわがままだなあ」
そんなこと言いながら本当は喜んでる。
あたしなんかが廉の横歩いて良いんだ。

