「俺の中で花は幼なじみでもあるし…」
今なら、何を言われても大丈夫。
傷つかない。
「俺の…いちばん大切な人でもある。」
………え?
これは現実?…
「俺らが小さい時から…いや、であった瞬間から花だけなんだよ。」
信じられなくて涙が溢れる。
「ピンクのクマを買ったのだって俺が花にとってそういう人になりたかったからだし」
本当にそう思っててくれたんだ。
「花の隣は俺が歩きたい」
涙が次から次へと頬を伝う。
いつのまにか廉は赤い顔を隠すようにあたしから目をそらしていた。
あたしは無意識に一歩一歩廉に近づいて気がつくとベッドの上に座っている廉を抱きしめていた。
廉はぴくっと驚いたみたいだけどすぐに強い力が返ってきた。

