「ちょーっと!!花!!」
朝、教室に入った途端にむらがる友人達。
おいおい、みたことある光景だぞ。
ドアのとこいたら邪魔になりますって。
「な、なによ」
「なによ、じゃないよ!昨日和君と帰り一緒に帰ったってほんと!?」
え?帰ってはないです。
「手を握り合ってたんでしょ!?」
ん?握り合ってた…ってクマ渡されたときじゃない!?
なんだなんだ、噂に嘘がいくつかくっついているぞ。
「一緒に帰ってないし、手を握り合ってないです!」
「じゃああれはなんだったの?」
この女か、みていたのは。
おっと黒い部分がでてしまった。
「ただこれ買ってもらっただけだよ」
携帯を持ち上げてクマのキーホルダーをみせるとむらがる女子達の視線はクマに集まる。
「あと、友達になってって言われただけ」

