なんであたしがいらいらされてんの。
は?意味わかんない。
「なに怒ってんの廉」
「怒ってねえよ」
本当なにを言いたいのこいつは。
「とにかく違うから」
別にもう弁解は聞き飽きたのに。
そんなこと求めてるんじゃないのに。
「あーもう!あたしに関係ないじゃん!」
あたしが大きい声をだした瞬間廉が少し淋しそうな顔をしたのがみえた。
なんで?なんでそんな顔するの?廉。
本来悲しいのはあたしのはずなんだよ。
なのに廉がそんな顔したらあたしが悪いこと言ってる気分になるじゃんか。
「そう、なら良いけど。」
そう言って廉は自分の席に戻っていった。
なんなの、もう。
最後のあの去り方はずるいよ。
喧嘩ならたくさんしてきたけど
こんな別れ方、本当の喧嘩みたいじゃん。

