あんまり目を合わせようとしないあたしに気づいたのか廉はあたしに顔を近づけた。
「なっなんか用?!」
「いや、特には。」
「…なんかそこにいられると気が散るんだけど。」
気が散るってまぁそんなに今集中とかしてないんだけど。
ってオイオイ。
自分に突っ込んでどーする。
周りの女の子達はあたしたちを興味本意でみてるし。
すごい、この空間が嫌。
「あーもう、なんか用あるなら言ってよ。そんではやくどっか行ってよ」
「うわー。結構きついこと言うねー花ちゃん。」
あたしがちらっと顔をあげて廉をみるとまた目があってしまった。
こいつ…、ずっと人のこと見てたんか!
「もー、分かったよ分かった。おめでとうお幸せに。これで良いでしょ」
そりゃそうだ。廉はあたしより先に相手みつけたんだもん。

