心の薔薇.

「……ごめん。。」
「あ……いや…俺の方こそ熱くなりすぎた…。」
リリアは、カーアを壁にもたれかかせてゆっくり立ち上がった。
「歩けるか……??」
「……なんとか……。。」
「…………。。」
俺は、しゃがんでリリアの足を見た。
リリアの足は電撃にやられて、ボロボロになっていた。
「はぁっ…。
無理すんなって…。。ほら…。」
俺は、おぶる体制になった。
「え…大丈夫だよ…。。」
「いいから乗れって。」
「………ありがとう。」
リリアはゆっくりと俺の背中にのった。
背中の感覚から機械なんだと感じた。