心の薔薇.

「けど、ずいぶん、お前らが来るのが早かったな。」
ハグをやめて、俺はタンにむかってそう言った。
「そっ…そうですか…?これでも、一時間ほどかけてしまったのですが…。。」
「一時間…?!!」
そんな時間はたってねぇはずだ。
一時間って。
「もしかして、あのキツい道を通って来たのか!?」
「いえ…この綺麗な光の世界を…。」
「俺がゴーザスを倒してからまだ、全然時間は経ってねぇぞ…?」
俺は不審に思ってそう言った。
「そうなのですかっ…!?
けれど、この綺麗な世界は一時間前から変わっていましたが。」
まさか……。。
ゴーザスは、あの白い空間をつくった時から、この綺麗な世界に戻していたのか…?!「なぁ…秀雄、お前のポケットん中、何か入ってるぞ…?」