心の薔薇.

そう言って、その男は窓から体をのりだした。俺は急いで止めにはいった。

「止めないでくれー!!」

刃物を下に置き、涙を流すおっさんは一人のちゃんとしている男に見えていた。

「落ち着けって!」

俺は慌てて抑えつけた。
そん時、おっさんの目の色が変わったのがわかった。
俺は、おっさんを離して少し、離れた。

「…ひゃははっ!」

そう言って、おっさんは足下にあった刃物を拾い上げた。
嫌な予感がした。
俺は急いで走り出した。
「殺してやるー!!」
くそっ!!!
距離がちけぇ。。