心の薔薇.

「私が死んだら…秀雄はゴーザスに対してもっともっと怒りを感じてくれると思って…ねぇ秀雄…私、信じてるから…粉々になって、もう修復できなくなったとしても…ずっとずっと…秀雄を信じているから。」
「何言ってんだよ。。馬鹿…俺はお前のことが…。」
そう言いかけた時、リリアは俺の体を思いっきり突き飛ばして、爆発した。
かけらも残らねぇ程バラバラになって。
「リリアー…!!!」
俺の目からは、涙が出てきた。
小4から泣いたことのなかった、俺が大量に目から涙がでてきた。
“好きだ”
って…言おうとしてた俺がいた。
頭で言葉を考えずに、自然に言葉を発していた。
なんで…リリアがこんな風にならねぇといけねぇんだよ。