心の薔薇.

あぁ…くそっ…
集中なんてできねぇよ。。
つか、俺に秘められた力なんてないんだよ。。
リリアは俺の盾になって防御してっけどさ…ゴーザスだって次の作戦に移るだろうし。。
「秀雄…」
「ん…?」
「ゴーザスは、この世界に来てから自分の力に気づいたって言ってたよね…?」
「…あぁ…確か…そう言ってた気がするけど…なんで…?」
リリアは弓を、はじきながら後ろの俺にむかって喋っていた。
「それって…すごい気持ちが高ぶっている時だったのかな…?」
「ん…?
わからねぇけど…まぁ、地獄におとされて腹がたってたんじゃね…?」
「むかついてたってわけね…閻魔大王に。それですべてを変えたのね。自分の力を引きだして…。」
「あぁ…多分な。」