心の薔薇.

「…え…?大丈夫っ…?」
リリアは慌てたように、といかけてきた。
「…あ…?
ははっ…本気にすんなよ。
ただの俺の想像だから…。」
俺は笑いながらそう答えた。
「…もぉー…心配させないでよ…!」
リリアはふてくされたように、そう言った。
「…あのさ…。」
「……ん…?」
俺は急に聞きたくなったことがあった。
「…俺がさ、ゴーザスを倒して元の世界に戻っちまったら、もうお前らとは会えねぇの…?」
……何を聞いてんだよ 俺は。
って言いながら思ったし。
「どうだろう。。わからない。」
「そうだよな…。変なこと聞いてわりぃ…。」
…うわ……
俺がこんなくだらねぇ質問すっから…まじ変な空気になっちまったし…。
何やってんだよ、俺は。
「けど…。」
リリアは間を置いて、いきなり話しだした。