心の薔薇.

うえっ…。
きもちわりぃ…。。
俺は吐き気がしそうになった。
けど、その瞬間リリアが俺を引っ張ってグイグイと進んでいった。
…落ち着け……。
頭を無にしねぇと。
俺は、引っ張られるまま息を自然感覚で止めた。
そして、少ししてからリリアが顔をだしたから、俺も顔をだした。
「ケホッ……う゛ぇ…。。」
「……大丈夫…?」
俺が咳き込んでいると、リリアが心配そうにたずねてきた。
「…あぁ…っ……大丈夫だ…。。」
俺は急いで仰向けになって、浮かび上がった。
「はぁ……
腹痛がおきそうだ…。。」
俺は、上を見ながらそう呟いた。