心の薔薇.

「川の流れは遅いけど、背中をつけたまま流れに任せるってのでも、私は構わないよ…?」
「……わりぃな……。。」
俺はリリアの言った通り川の流れに体を任せることにした。

すっげぇ楽だ…。
まぁ…川の色が不快だけどさ。
つか色だけじゃねぇ…
匂いもはんぱねぇよ…。
「気にしないで…私には疲れとか体験したことはないからわからないけど…つらそうってことはすっごくわかってるから…。」
リリア…。
機械なのに心はある…か。
確かにな…。
しかも、すげぇ広い感情を持ってるし。
本当 すげぇことなんだよな。。