ジェットコースターを降りた私たちは、遅めの昼食を取ることにした。 「よく二日酔いにならなかったですね」 「でも今ので酔ったから意味ないよ……」 絶叫マシンという名の敵を指さしながらぼやく。 「何食べます?というか、食べれます?」 「嫌がらせだと見ていいよね」 先ほどまでぐだぐだしていた藍も、食事となれば一気に元気を取り戻す。 やはり食べ物の力はすごい。 食事は人を幸せにするとは言うが、藍の機嫌がよくなってくれれば私は幸せだ。