「一日くらいお酒は控えたらどうです?」 「酒を抜いたらこんな馬鹿げた仕事やってられないよ」 そう言い、小さく息を吐き出す。 なんにせよ、私は養ってもらっている身。 強く言えないところがあるのは否めない。 「まぁいいですよ。ただ、朝起きないのだけはやめてください」 「あいあい」 有名な猿の名前で生返事が返される。 どうやら肉が運ばれてきたらしい。 こうなると藍は会話もほどほどに、食べることだけに専念してしまう。