「でもそれでどうして私がバカなんですか」 「どうしても単独で受けなければならないものは親の一筆があればいい。 その紙がいるものは挙手しろって言ったんだ」 「じゃあ今からもらいに行ってきます」 「中富は今日出張だ」 「……急いでいってきます」 言い終わらないうちに走りだす。 この傷を見られるくらいなら面倒でも走った方がマシだ。 と、職員室に飛び込んだ瞬間。 見知った顔を発見した。