私はみんなに見送られ、渡り廊下に向かった。 こんな私が告白なんか、ないからな。みんな期待外れてごめんよ。 いつも通り、見事に着崩すことのない、制服を来て渡り廊下に向かった。 どんより曇りが印象的だった。 視力の悪い私は、眼鏡を押し上げる。 あれって…、確か同じ部活の部員だよね? しかも… 「内山さん?」 私が声をかけると、ため息をついてから振り返り、ぼそっと一言。 「付き合ってください」 首を傾げる私。 今なんて言った? 「あ、ドッキリだから、気にすんな、嘘だから。バツゲームだから」