(ぇ、そんなはずないよ‥) 「もしかして、わたしにしか‥‥見えない?」 これも呪いの時計の力なのか、所有者にしか読めないみたいだ。 「じゃあ読むね‥」 わたしは書いてあることを読んだ。 「もしかしたらみんな過去から戻ってこれないのかも‥」 歩美もわたしと同じ考えだ。 「わたしもそう思ったんだけど‥」