真夏並みの暑さに
あたしは、もうグダグダだ。

[これ・・やるよ]

横からヒョイっと
伸びてきた手に握られてるのは
おいしそうな
オレンジジュースだった。
あたしの大好きな
オレンジジュース・・。

[あっありがとう]

あたしは戸惑いながら
返事をしてオレンジジュースを
受けとると
プシュッと音をたてて
ふたを開けた。