―遥― 俺は美弥が家に 入っていくのをみると コンビニに行こうと 街灯だけが照らす真っ暗な 道を歩きはじめた。 [・・さみー] そう呟いた口からは 真っ白な息が はき出された。 !! 美弥の家から 叫ぶような声が した気がして俺は さっと振り返る。 ケンカでもしてんのか? そのとき俺は それぐらいにしか 思わなかった。 もし・・俺がこの時 美弥の元に戻っていたら・・ もし・・俺がこの時 異変に気づいてたら・・ ―美弥は傷つかなかった―