[あぁーもうこんな時間かぁ 美弥 俺帰るな。 バイトあってさゴメン!! じゃあなー!] [もう9時(PM)かぁ・・ じゃあ私も帰るねっ またね〜美弥] [うん] ガラガラ 一人きりになった病室で あたしは自分の右手を 左手でぎゅうっと 握りしめた。 あのとき遥が握りしめて くれた右手・・。 何時間も前のことなのに まだ遥のぬくもりが 残ってる気がして・・ それが余計に あたしの目に涙を あふれさせた。