近くて遠い君へ


昨日も来た居酒屋に

昨日と同じ個室、

昨日と同じメンツ。

「つうか俺、

敦さん許せないっす。」

個室に入るなりシラフの岡崎がキレる。

「何で。

あ、すんません、生ビール3つ。
あと、何かあてを適当に。」

「だって、店長、

人の女に手出すって最低でしょ。」

店長は少し笑いながら煙草に火を点ける。