「それで…あの日ね 午後忙しいのに倉庫の片付け手伝ってくれて、 あたしが甘えちゃってたから、スミくんが怒られるのは違うなって。 謝りに行こうと階段下りたら扉が開いてて店長とスミくんの声が丸聞こえ… 入ろうかどうしようか迷ってたら、あたしの名前が出てきて… ゴメン、少し、聞いちゃった。」 俺たちは手を繋ぎゆっくり坂を上る。 「聞いちゃったかー… すげえ恥ずかし。」 多分そうなんだろうな、って予想してたけど、事実を本人から聞くと…恥ずかしい。 思わず片手で顔を覆う。