近くて遠い君へ

抱きしめていた腕を緩め、ミナちゃんと向き合う。

予想通りの反応。

「はるかちゃん、

真っ赤。」

可愛い、と呟きほっぺにキスをする。

「で、考えてくれてた?

返事。」

俺が聞くと、真っ赤になったミナちゃんは首を横に振った。

「何で?

俺の事、嫌いなの?」

また首を横に振る。

「…

じゃあ、好き?」

「…

分かんない、よ…。」

ミナちゃんは今にも泣きそうな顔をして、答えた。