《完》極上☆SWEETS!!③ 〜トライフル・ドリーム〜

「わかったわ。

とりあえず聞いてみる
くらいなら、いいわよ」



あたしも、なんだかんだで
貢にはイロイロとお世話に
なってるもんね。



たまのお願いくらい聞いて
あげるべきかもしれない。



あたしの返事に、貢は
安心したように軽く息をついて、



「そうか。助かる」



「あ、でもまだ引き受ける
とは決まってないわよ?

聞くだけよ?」



そもそも何するかもわかん
ないのにとてもやるとは
言えないし、あんま期待
されても困る。



ホント、学芸祭の手伝いに
あたしが名指しされる
って、なんでなんだろ。