《完》極上☆SWEETS!!③ 〜トライフル・ドリーム〜

そして言いながらもう一度
自分自身で確かめるよう
に、一言一言ゆっくりと、



「もし爽介があたしを
必要としてくれるなら……

あたしはまた、一緒に
頑張りたい。

そう、思うよ」



爽介の夢はあたしの夢でもある。



だからもし爽介がまた
一緒にやろうって言って
くれるなら、あたしは
迷わずYESと答えるだろう。

それは間違いない。




爽介は答えたあたしを
まっすぐに見返して、
しばらく黙ってた。



――なんで何も言わないの?



怪訝に思ったあたしが眉を
ひそめた時、爽介はようやく、



「それって――…」