夜にはまだ少し冷たい
空気が、アルコールで
ほてった体を冷やして
くれて気持ちよかった。
「いい風……。酔いが抜けるわ」
歩くうちに集団はバラ
けて、いつの間にか隣には
さりげなく爽介がいる。
爽介もウーンと大きく
伸びをして、
「だな。お前、明日もまだ
早番だもんな。
お互い酔いは残せねー、と」
「爽介よりはずいぶん
時間あるけどね。
問題はそっちでしょ」
この時間だと、また爽介
達は睡眠時間ほとんどないはず。
ホント、若くなきゃ
できないわね、この仕事は。
「だいじょーぶだよ。
今はそんな忙しい
時期でもないし」
空気が、アルコールで
ほてった体を冷やして
くれて気持ちよかった。
「いい風……。酔いが抜けるわ」
歩くうちに集団はバラ
けて、いつの間にか隣には
さりげなく爽介がいる。
爽介もウーンと大きく
伸びをして、
「だな。お前、明日もまだ
早番だもんな。
お互い酔いは残せねー、と」
「爽介よりはずいぶん
時間あるけどね。
問題はそっちでしょ」
この時間だと、また爽介
達は睡眠時間ほとんどないはず。
ホント、若くなきゃ
できないわね、この仕事は。
「だいじょーぶだよ。
今はそんな忙しい
時期でもないし」

